作成日:2025/08/14
★★★ChatGPTが裁判官?AIに裁かれる未来 受け入れますか
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2023/05/special/ai-judgement/
ChatGPTが裁判官?
AIに裁かれる未来 受け入れますか
話題の対話型AI「ChatGPT」を裁判官にした模擬裁判のイベントが、東京大学で開かれた。
機械が人を裁く未来を受け入れられるのか。
司法の未来のあり方について問題提起しようと、学生たちが企画した。
審理は、およそ1時間にわたって行われ、結審。AI裁判官が判決を言い渡した。
(ChatGPT)
「主文。被告人は殺人罪の共犯とは認められないため無罪とする。被告が憎悪の感情を持っていたことは事実であるが、具体的な殺害計画や共謀が確定的に立証されたわけではない」
判決理由も読み上げられ、模擬裁判は閉廷した。
判決が言い渡される直前には、傍聴した人たちに対して「有罪か、無罪か」を尋ねるアンケートも実施された。
実行委員会によると、
回答した864人のうち「無罪」が559人。
「有罪」が305人だったという。
回答した864人のうち「無罪」が559人。
「有罪」が305人だったという。
模擬裁判終了後にプロンプトを公開
模擬裁判の終了後、岡本さんたちは、AIにどのような指示を与えて判決を導き出したのか、やりとりを示した「プロンプト」を、インターネットで公開した。
「AI裁判官の公正性を確認してもらうこと」が主な目的だ。
この「プロンプトの公開」について佐藤教授は「参考になる」と評価した。
「企業が経営判断で最終的には人間が判断するにしてもAIの中を判断の補助に使うことは出てくる。そのときにAIの判断の特性を理解して、工夫する。そしてそれを公開することは、人間がAIをどどう使いこなすかを考えていくときにとても重要になる」