作成日:2024/03/04
●●●減少する日本の「結婚」 今や婚活は“会社持ち”の時代
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240227/k10014371091000.html
1年間に結婚したカップルの数が50万組を下回りました。
これは人口が今の半分ほどだった90年前と同じ水準です。
減少が続く婚姻数。価値観の多様化も影響していると見られますが、
各種の調査では「結婚したいのに出会いがない」という人も少なくないことがわかっています。
お見合い結婚、恋愛結婚、そして婚活アプリ…。
時代によって変化してきた結婚の形。
最近では、企業が「福利厚生」で婚活を支援するところが増えているらしいというのです。
出会いは「福利厚生」
千葉県に住む、恵さん(仮名・運輸系企業勤務)健太さん(仮名・建設系企業勤務)夫婦。
別々の会社に勤める2人の出会いは、「マッチングアプリ」でした。
しかも、それぞれの会社が社員の福利厚生のために加入した
「企業専用」のマッチングアプリだといいます。
2人が使ったマッチングアプリの仕組みです。
企業単位でマッチングサービスに加入します。
料金は、企業が負担すれば、個人が割安で利用できたり、
場合によっては無料で登録できたりするのです。
そうすると、加入したおよそ1000社の中から、
自分の会社以外に務める人を紹介してもらえます。
恵さん
「会社単位で入っているアプリで登録している会社の社員しか使えないので、身元がちゃんとしているのと、独身というのもはっきりしているという安心感がありました。また、会社が推奨しているという点で、あまり抵抗なく始められたかなと思います」
「解析してみると、9割くらいの方が『心理的安全性』を確保してからアクセルを踏み、人を好きになることがわかりました。『ビリビリッ』という衝動ではないんです。企業専用にして、家庭や家事、仕事に対する価値観がわかった上でコミュニケーションができる。これがとても喜ばれています」
「心理的安全性」を高めるためさまざまな工夫をしました。