作成日:2024/02/05
@@@ 令和7(2025)年暦要項の発表
https://www.nao.ac.jp/news/topics/2024/20240201-rekiyoko.html
令和7(2025)年暦要項の発表
国立天文台は、毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項(れきようこう)を発表しています。暦要項には、国立天文台で推算した翌年の暦(国民の祝日、日曜表、二十四節気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食など)を掲載しています。
今年は2月1日に「令和7(2025)年暦要項」を発表しました。以下は、主な内容です。
国民の祝日は次のとおりです。
元日 | 1月1日 |
成人の日 | 1月13日 |
建国記念の日 | 2月11日 |
天皇誕生日 | 2月23日 |
春分の日 | 3月20日 |
昭和の日 | 4月29日 |
憲法記念日 | 5月3日 |
みどりの日 | 5月4日 |
こどもの日 | 5月5日 |
海の日 | 7月21日 |
山の日 | 8月11日 |
敬老の日 | 9月15日 |
秋分の日 | 9月23日 |
スポーツの日 | 10月13日 |
文化の日 | 11月3日 |
勤労感謝の日 | 11月23日 |
- 2月24日、5月6日、11月24日は休日となります。
- この年には日食が2回、月食が2回あります(すべて日本における日付です)。
- 3月14日には皆既月食があり、日本では一般的に北海道、東北地方(一部を除く)、関東地方東部、小笠原諸島で、月食終了間際の欠けた月が昇ってきます。
- 3月29日には部分日食がありますが、日本では見ることができません。
- 9月8日には皆既月食があり、日本では全国で皆既食を見ることができます。
- 9月22日には部分日食がありますが、日本では見ることができません。
これらの現象の詳しい状況や予報については、国立天文台 天文情報センター 暦計算室ウェブサイトで調べることができます。
暦要項について
国立天文台では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星の視位置をはじめ諸暦象事項を推算し、「暦書」として「暦象年表」を発行しています。ここから主要な項目を抜粋したものが暦要項です。
昭和29(1954)年6月1日の官報に翌昭和30(1955)年の暦要項を掲載したのが最初で、昭和39(1964)年の暦要項からは、現在のように前年2月の最初の官報に掲載するようになりました。
暦要項、暦象年表の内容は、暦計算室ウェブサイトでご覧になれます。