作成日:2023/12/26
@@@ “最初の日本人” その「親戚」は密林にいた
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/12/04/36270.html
“最初の日本人”
その「親戚」が
日本人の祖先、と聞いてどんなイメージを持つでしょうか?
実は東南アジアのタイの奥地に暮らすある少数民族が、
“最初の日本人”の「親戚」とも言える存在であることが近年のDNA解析から分かりました。
今回、日本のメディアとして初めて接触することに成功したその民族とは?
12月18日(月)に放送した番組は、NHKプラスで放送後1週間まで見逃し配信をしています。(配信は12月25日(月) 午前1:24までです)
その民族の名は「マニ族」
タイ南部、マレーシアとの国境近くに位置するパッタルン県。
マニ族はその山間の奥深くに住み、現地で“森の民”と呼ばれています。
数千年にわたり、外部との接触を絶ってきたと考えられています。
しかし、森で食料が取れなくなったため、4年ほど前に山の近くの村におりてきて、現代文明と関わりを持ち始めたといいます。
現代の中国人やベトナム人などはDNAの特徴が似ており、
図の中心部分に一直線に並んでいますが、現代の日本人は左上に外れてい
ます。そしてそのさらに左上に「縄文人」が位置しています。
現代の日本人が、縄文人のDNAに影響されて、ほかの現代の東アジア人とは異なる遺伝的特徴を持っていることが示されているのです。