グローバル従業員意識/職場環境調査「希望と不安」2025:仕事の未来を再構築する | PwC Japanグループ
グローバル従業員意識/職場環境調査「希望と不安」
2025:
AI時代に従業員の意欲を高めるカギは「信頼」「組織風土」「方向の明確性」
本レポートは、AI時代における従業員の意識や職場環境の変化を、主要48カ国・28セクター・約5万人の従業員を対象に分析したものです。調査結果では、AIの影響が拡大し、将来への期待が不安を大きく上回っている一方で、AIの日常的な活用度は依然として高くありません。特に日本企業はグローバルと比較してAI活用が遅れており、変革の余地が大きいことが明らかになりました。
従業員の多くはAIによる生産性や仕事の質の向上を実感しつつも、経済的・精神的な負荷や将来への不確実性も感じています。モチベーションを高めるためには、「信頼」「組織風土」「方向の明確性」など、リーダーによる積極的な働きかけが不可欠です。特に若手や経験の浅い従業員へのサポート、スキルアップの機会提供、心理的安全性の確保が重要な課題として浮かび上がっています。
本レポートでは、AI時代において従業員の意欲を高め、組織の成長を実現するための6つのアクションを提言しています。企業がこれらの課題にどう向き合い、変革を推進できるかが、今後の競争力を左右するポイントとなるでしょう。
いま、AIが与えるさまざまなインパクトについて社会全体で議論がなされています。そのテーマは生産性、個人の成長、雇用のあり方など多岐にわたります。本調査は従業員の視点から、AIのインパクトをどのように捉えるかを明らかにします。本調査の結果からは、AIの影響が拡大しており、将来の展望について楽観的な見方が不安を大きく上回っていることが分かります。一方で、AIの日常的な活用は決して高い水準にあるとは言えず、会社や職場のリーダーはAIの積極的活用を推進することで、組織の変革と成長を加速させる余地が十二分にあることを示しています。特に日本企業はAIの活用度において世界より後れており、変革の余地はより大きいと言えます。
注:グラフ内の数値は小数第1位の四捨五入および「分からない」の回答の省略により、表示されるパーセンテージの合計が100にならない場合があります。
本調査は、主要48カ国、28セクター、約5万人の回答者(経営幹部から現場社員まで含む)を対象としたものです。
グローバルでは従業員の54%、日本では35%が過去1年間に業務にAIを活用したと回答しています。これらのユーザーの大半は既にAIのメリットを実感しており、4分の3の従業員がAIによって生産性が向上し、仕事の質も向上していると回答しています。生成AI(GenAI)を日常的に活用しているユーザーは最も楽観的で、10人に9人がAIによる改善を実感しているだけでなく、さらなるメリットも期待していると回答しています。調査全体を通して、従業員はAIが仕事に与える影響について、不安や戸惑いを抱くよりも、好奇心や期待を抱く割合が2倍高くなっています。
図表1:AIによる生産性・創造性・仕事の質へのインパクト
Q:過去1年間または今後3年間において、AIによってあなたの仕事のどの側面がどの程度向上または低下しましたか(向上または低下すると思いますか)?
(「やや向上」「中程度に向上」「大幅に向上」の回答を集計)
PwCは、2025年7月7日から8月18日まで、48の国と地域、28の業種にわたる49,843人の従業員(2,060人の日本の従業員を含む)を対象に調査を実施しました。このレポートの数値は、各国または地域の労働人口の性別と年齢の分布に比例して重み付けされており、従業員の意見が全ての主要地域にわたって広く代表されることが保証されています。
※本コンテンツは、PwC's Global Workforce Hopes and Fears Survey 2025を翻訳したものです。翻訳には正確を期しておりますが、英語版と解釈の相違がある場合は、英語版に依拠してください。
























