https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0428-010875.html
電通「Z世代就活生 まるわかり調査」
"安心重視"の就活事情が明らかに
面接官の印象などにより、約半数の学生が就活中に企業のイメージを悪化させたと回答
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑)で、企業の人財採用におけるブランディングを支援するコンサルティングチーム「採用ブランディングエキスパート※1」は、
2025・26年に卒業予定の全国の大学生・大学院生計483人を対象に、就職活動に関する意識調査「Z世代就活生 まるわかり調査2025」を実施しました。
本調査は、Z世代の就活に関する意識や動向を把握・分析し、企業の採用活動に貢献することを目的に行っており、今回で3回目※2となります。
調査で得られた主なファインディングスは次のとおりです。
【主なファインディングス】
@61.4%の就活生が将来の海外駐在に消極的。
A内定辞退の理由は「給料や福利厚生に不満」(23.1%)、「勤務地や転勤の可能性に不安」(20.2%)が上位に。勤務地の確約希望(「とてもそう思う」「まあそう思う」)は88.8%、職種・配属先の確約希望(同)は 85.3%となり、待遇や安定性を重視する傾向が強い結果に。
B就職活動を通じて企業や商品のイメージが「悪くなったことがある」(「ある」「まあある」)と感じた学生は53.9%で、イメージ悪化の最大の要因は「面接官の印象」(53.0%)。
Cインターンシップへの参加動機は、夏(6〜9月)は「業界や職種のことを知ることができる」(60.0%)、秋冬(10〜3月)は「内定に直結している」(50.5%)が多く、季節ごとに目的が明確に異なる。
D入社先決定時に影響を与えた存在は「親・家族・親戚」(30.2%)が最多で、この身近な存在が自身の就活に影響したとの回答は前年比5.4ポイント増の45.9%(「かなり影響した」「まあ影響した」)となり、「オヤカク」は就活の欠かせないプロセスに。
「Z世代就活生 まるわかり調査2025」は、電通が提唱する、事業グロースのための次世代マーケティングモデル「Marketing For Growth」の4つのプロセスのうち「Mechanism Resolving(市場構造解明・インサイト解明)」に該当する取り組みです。
「Marketing For Growth」については以下リリースをご確認ください。https://www.dentsu.co.jp/news/business/2024/0130-010682.html