作成日:2025/03/08
★★★連合ホームページ>中小組合の要求が 30年ぶりに6%超え!
中小組合の要求が 30年ぶりに6%超え!
〜2025春季生活闘争 要求集計結果について〜
【概要】
○ 要求提出済み組合は3,577組合、うち月例賃金改善(定昇維持含む)を要求した組合 は3,048組合であった。
○ 平均賃金方式で賃金引き上げを要求した2,939組合(同163組合減)の平均(規模計) は19,244円・6.09%(加重平均)で、
昨年を上回った(同1,638円増・0.24ポイン ト増)。
300人未満の中小組合(1,891組合)は17,667円・6.57%(同)で、
昨年(2,208 円増・0.60ポイント増)を上回るとともに、規模計の上げ幅をも上回った。
要求が6%を上回ったのは、規模計(6.09%)が1993闘争(7.15%)以来32年ぶ り、
中小組合(6.57%)が1995闘争(6.28%)以来30年ぶりである(※1993闘争、 1995闘争のデータは最終回答集計時点)。
規模計のうち、賃上げ分が明確に分かる2,454組合の賃上げ分の要求は14,283円・ 4.51%(同1,391円増・0.21ポイント増)、
中小組合では13,585円・5.01%(同2,130 円増・0.63ポイント増)となっている。
○ 有期・短時間・契約等労働者の賃上げ要求額は、組合員数加重平均で
時給81.35円(同 5.96円増)、
月15,802円(同1,022円増)と、昨年同時期比増である。
雇用形態間 格差是正への取り組みの結果と受け止める。