作成日:2025/01/09
★★★「ことしの10大リスク」を発表 <米調査会社>
「ことしの10大リスク」を発表
トランプ氏の影響も 米調査会社
国際情勢を分析しているアメリカの調査会社が「ことしの10大リスク」を発表し、国際秩序を主導する国家がないことによる混迷を最大のリスクとして指摘し、「冷戦初期に匹敵する地政学的に最も危険な1年になる」と警鐘を鳴らしました。
国際政治学者のイアン・ブレマー氏が率いるアメリカの調査会社「ユーラシア・グループ」は、恒例となっている「ことしの10大リスク」を6日発表し、最大のリスクとして「深まるGゼロ世界の混迷」をあげました。
【詳細】ことしの10大リスク
アメリカの調査会社「ユーラシア・グループ」が6日に発表した「ことしの10大リスク」は、以下のとおりです。
1 深まるGゼロ世界の混迷
世界的な課題への対応を主導し国際秩序を維持する国家は存在しない状態で地政学的な不安定が常態化する。新たな世界大戦すら起きるリスクはかつてないほど高まっている。1930年代や冷戦初期に匹敵する危険な時代に突入しつつある。
過去の10大リスクは
2024年の10大リスク 最大のリスクは「アメリカの分断」