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作成日:2024/12/15
★★★熊本県警巡査の遺族の訴え熊本県に約6200万円支払い命じる



https://www.fnn.jp/articles/-/798242


熊本県警巡査の遺族の訴えを熊本地裁が認め
熊本県に約6200万円支払い命じる


2017年に自殺した熊本県警の警察官の遺族が、
自殺の原因は「常軌を逸する長時間労働」だったとして、
熊本県に対し約7800万円の損害賠償を求めた裁判で、
熊本地裁は12月4日に熊本県に対し約6200万円の支払いを命じた。

業務と自殺の因果関係、また熊本県の注意義務違反を認定し、
遺族の訴えを全面的に認める判決だ。


熊本地裁が熊本県に約6200万円の支払い命じる

この裁判は、
2017年9月に自殺した熊本県警の渡邊崇寿巡査(当時24)の遺族が、
「常軌を逸する長時間労働で渡邊巡査を自殺に追い込んだ。
県警に安全配慮義務違反があった」として、
熊本県に約7800万円の損害賠償を求めたもの。



12月4日の判決で熊本地裁の品川英基裁判長は、
「巡査は多い時で月に180時間を超える時間外労働でうつ病を発症し、
自殺に至ったもので、
業務と自殺の因果関係は認められる」と指摘。


また「被告は時間外労働を削減するなどの措置を講じておらず、
注意義務に違反している」などとして、
熊本県に約6200万円の賠償を命じた。


判決を受けて熊本県警は、
「判決文を確認し、今後の対応を検討する」とコメントしている。













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