作成日:2024/04/15
★★★職場での対話に関する定量調査
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/dialogue-culture.html
調査実施主体 | 株式会社パーソル総合研究所 |
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職場での対話に関する定量調査
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職場内コミュニケーションの実態
過半数の従業員は職場で本音をほとんど話していない
職場での会話機会のうち、本音で話せている割合を算出すると、上司との面談で41.6%、チーム内の会議で43.0%が「全く本音で話していない」と回答。本音で話せる割合が「2割未満」を合わせると、過半数の従業員が、上司面談・会議において本音・本心をほとんど話していない。
半数は本音を話せる相手が職場に1人もいない
職場で本音を話せる相手を聴取した。職場内に本音で話せる相手が「1人もいない」が50.8%と高くなった。本音を話せたと感じる会話内容は「職場や会社に対する疑問、不満」が最も多く、25.2%。
本音で話せていると感じる上司と、そうでない部下
職場の対話状況(メンバーが本音や自分の意見を話せていると思う)や、社内での本音コミュニケーションの割合(自分がどのくらい本音で話せているか)を職位別に尋ねたところ、一般社員・従業員は本音を出せていないと感じているが、事業部長や役員は職場メンバーも自分も本音で話せていると感じている傾向が強く、職位によって、認識のギャップが極めて大きいことが分かる。
本音を話すことを妨げる6つのリスク意識
従業員は、職場で本音を話すことについて、主に6つのリスクを感じている
@ 裏切り者リスク:組織に愛着が無いと思われそう
A 拡散リスク:意図しない範囲に広まりそう
B 低評価リスク:自分の評判が下がりそう
C 身分不相応リスク:自分の立場では言えない
D 無関心リスク:真剣に受け取ってもらえなそう
E 関係悪化リスク:相手との関係が悪くなりそう
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