作成日:2024/03/18
★★★〜2024 春季生活闘争 第 1 回回答集計結果について〜 連合
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2024/yokyu_kaito/kaito/press_no1.pdf?3425
33 年ぶりの 5%超え!有期・短時間・契約等労働者は一般組合員を上回る
〜2024 春季生活闘争 第 1 回回答集計結果について〜
【概要】
○ 平均賃金方式で回答を引き出した 771 組合の加重平均は 16,469 円・5.28%(昨年同 時期比 4,625 円増・1.48 ポイント増)となった。
1991 年(5.66%)以来 33 年ぶりに 5% を超えた。賃上げ分が明確にわかる 654 組合の賃上げ分は 11,507 円・3.70%(同 4,600 円増・1.37 ポイント増)で、
賃上げ分が明確にわかる組合の集計を開始した 2015 闘 争以降、最も高くなった。
771 組合のうち、300 人未満の中小組合 358 組合の加重平均は 11,912 円・4.42%(同 2,886 円増・0.97 ポイント増)、
うち賃上げ分が明確にわかる 268 組合の賃上げ分は 8,388 円・2.98%(同 2,664 円増・0.86 ポイント増)となった。
○ 有期・短時間・契約等労働者の賃上げ額は、加重平均で、時給 71.10 円(同 9.37 円 増)・月給 15,422 円(同 4,824 円増)と、
昨年同時期を大幅に上回った。引上げ率(概 算)は時給 6.47%・月給 6.75%で、いずれも一般組合員(平均賃金方式)を上回っ ている。
○ 賃上げを含む「人への投資」を起点としたステージ転換の必要性に加え、物価高のく らしへの影響、人手不足の現場への負荷など、足元の状況も踏まえ、月例賃金にこだ わった組合の要求と粘り強い交渉の結果であると評価する。
また、交渉に真摯に応じ 社会の期待に沿った回答を決断した経営側にも敬意を表する。
●連合ホームページにも掲載中: 連合ホームページ>主な活動>労働・賃金・雇用>春闘(春季生活闘争)>
2024 年春闘争
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/index2024.html
●今後の公表予定:
3 月 22 日(金) 第 2 回回答集計結果(3 月月内決着回答ゾーン《前半》) 記者会見(17:00 予定)
4 月 4 日(木) 第 3 回回答集計結果(3 月月内決着回答ゾーン《後半》) 記者会見(16:15 予定)