https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2023/1010_12667.html
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
就職内定率は92.0%で、9月1日時点に比べ0.5ポイント増加。
前年同月差は−1.8ポイントと、前年同水準の結果
内定式を機に入社予定企業への理解を深める学生も。働くことの解像度を上げることで学生の不安を軽減
10月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、92.0%(−1.8ポイント)※2と、前年同水準の結果となりました。進路確定率も88.2%(+1.1ポイント)と前年同水準です。内定式に参加した学生からは「内定式に出席した際、今まで以上に社員の方々とお話しさせていただき雰囲気をより感じることができた。そして、この会社に入社を決めて良かったと感じた」「内定式があり、多くの先輩方とお話をする中で不安に感じていたことも解消された」など、内定式を機に入社予定企業への理解を深め、入社に向けて前向きな気持ちになったという声が聞かれました。一方で、「配属が未だ決まっていないのが不安に感じた」「内定先は納得できるところになったが、現在は、その中でのキャリアをどうすれば良いか悩んでいる」など今後の自身のキャリアに不安を感じている様子もうかがえます。入社予定企業で働くことの解像度を上げられる情報を得ることが、学生の不安軽減につながると考えられます。入社後の活躍を見据え、企業から積極的にコミュニケーションの機会を設けていただくことを期待しています。進路が確定していない学生からは「就活は1人で完結するわけではなく、周りの人の力も必要だと感じています」という声も寄せられました。キャリアセンターなど周囲の協力を得ながら就職活動を続けることで、納得のいく進路決定をしていただきたいです。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:2024年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2024』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生4,564人(内訳:大学生3,574人/大学院生990人)
有効回答数:大学生 954人/大学院生 302人
調査実施期間:2023年10月1日〜10月3日
調査機関:就職みらい研究所