★　　女性の就業に関する1万人調査2023 | 社会保険労務士法人あすなろ人事労務室

作成日：2023/05/11

★　　女性の就業に関する1万人調査2023

「女性の就業に関する1万人調査」は2013年と2019年に実施し、

　今回は3回目の調査となります（2013年は「主婦の就業に関する1万人調査」として実施）。

今回の調査では、非就業者のうち3人に1人は「すぐにでも／よい仕事があれば職業を持ちたい」と考えていることが分かりました。

この結果は2019年調査時と比較して大きく変化していません。

コロナ禍を経て人材不足感が悪化し、企業の求人ニーズは増加しているにもかかわらず、

　働きたいと思っていても働けていない人が一定数存在しています。その背景には、子育てや家事など制約があるなかで就業条件が満たされていないこと、本人たちのできること・やりたいことが不明瞭であるため働くことへの不安感が捨てきれないことなどが考えられます。

調査結果① 非就業者のうち「すぐにでも／よい仕事があれば職業を持ちたい」3人に1人

非就業者（n=3,980）のうち今後の就業意向について、

「すぐにでも／よい仕事があれば職業を持ちたい」と回答した人は30.7%でした（図1）。

また、非就業者のうち、最近1年間（2022年3月～2023年2月）で実際に仕事探しをした人は17.5％で、

　そのうちの6割は「仕事探しをしたが、見つからずに、現在も仕事探しの最中／現在は仕事探しをやめている」と回答しました（図2）。

現在は非就業だが、働きたいと思っている人や実際に仕事探しをしている人でも、

　仕事が見つからない人が一定数いることが分かります。